「満室」のホテルを予約する裏ワザ!



予約方法の考察

 

 

宿泊先を探す際は、「OTA・Online Travel Agent」と呼ばれる宿泊予約サイトの利用がまずは一般的です。施設数が多いが「楽天トラベル」、旅館にも強いのが「じゃらん」、高級施設なら「一休.com」など、旅行、出張の目的別に応じてサイトを使い分けているかもしれません。

 

ただ、こうした有名宿泊予約サイトで満室になっていても、ちょっとマイナーな宿泊予約サイトをあえて閲覧すると、意外なことに空室のあるホテルが出てくることがあります。マイナーサイトをはじから順にチェックしていくのは大変ですから、「フォートラベル」、「トラベルコちゃん」など比較サイトを閲覧するのがいいでしょう。

 

そしてホテルの自社サイトも役に立ちます。特に店舗数が多い大手ビジネスホテルなどのサイトでは、扱う部屋数がかなり多く、直前になってから空室が見つかることが結構あるのです。ホテル側では、「高稼働の日、ギリギリになるとOTAから引き上げて、自社のサイトでの予約に切り替えることもある」といったことがあります。OTAを通さないホテル自社サイトでの予約なら、OTAへ支払う手数料が不要になるので、これをベストレートギャランティー(最安値保証)と謳うホテルチェーンもあります。

 

さて、OTA各社のサイト、ホテル自社サイトで探してもやはり満室という時にはどうすればいいのでしょうか。ずばり、ダメもとで直接電話をしてみましょう。満室の日には電話が最強なのです。キャンセルで空室が出ても、ホテルのサイトへ自動的には出ないケースもあるのです。諦める前に是非試してみてください。

 

ホテル選びにも注目してみましょう。特に都市部ではターミナルとなる駅のホテルに人気が集まっています。便利だから競争率も高くなります。そこでターミナル駅の隣駅もチェックしてみるわけです。ターミナル駅の隣駅周辺のホテルなら、駅周辺ホテルよりも料金が10%程度安くなりますし、客室面積もやや広い傾向にあります。予約のしやすさも当然アップします。

 

特に東京の場合は、柏市、八千代市などの千葉県の新興住宅街まで圏内としてください。近年開発された街の駅周辺にホテルが建設されているケースが結構多く、飲食店、スーパーマーケットなどの商業施設も併設されているので、不便なことはありません。

 

進化型カプセルホテルも穴場ですし、レジャーホテルいわゆるラブホテルも利用価値があります。宿泊客の取り込みを狙ったビジネスプランなども打ち出す施設が増えていますよ。